2008年6月30日月曜日

島めぐり

日本は島国なんです


本州自体がすでに島


周りが海に囲まれていますね


ですから海外との交流がやりにくい


歩いて国境を越えられるところとは、まったく違います



それが、日本独特の文化を生み出しています



本州、九州、北海道、四国の大きな島(日本人は島だと考えていない)

を中心に数々の島が多数あります



人の住む島もあれば、無人島も


船で渡る島もあれば、橋でつながってる島も



瀬戸内海にも多数の島があります。



本州と四国にはさまれたこの瀬戸内海


温暖で穏やかな暮らしやすい気候です



この瀬戸内海には、大きな橋が3箇所


神戸から淡路島を結ぶルート

岡山からのルート

福山から因島など多数の島を渡り歩いていくルート



それぞれまったく違う光景が、見れます




海の上を渡る橋からの景色は格別です

夢がある、ロマンがある、ときめきがある




また、島にわたり、そこをじっくり散策してみるのもいいですね

それぞれの島の暮らし、文化があって楽しいですよ。



漁業中心の島だったり

わかめや昆布を採ってたり

海の見える段々畑の果樹園だったり

中には、島全体が神社の境内だったりします



また、素朴な島の岬にどーんと立ってる灯台

その姿は、近づいてみると島の素朴な雰囲気とは似つかぬ威圧感がありますが、

遠く海から眺めると、ともし火が海を行く人の安全をやさしく見守ってくれています



島に渡る連絡船、フェリー


その乗り場には、さまざまな人間模様があります


出航時刻までは、勝手を知らない旅人がひとりぽつんと待っていたのに


出航が近づくと急に賑わいを見せます。


通学の制服の女子高生、

郵便運ぶ人

さまざまな日用品を積んだ車

お年よりも、若い人も、もう、顔なじみと見えて、気さくにおしゃべりしています。



すばらしい、暖かい人間模様


大きな観光地だけでなく、素朴な小さな島に足を運んでみませんか

2008年6月29日日曜日

お城をめぐるなら

姫路 名古屋、大阪、松本、熊本、福山、犬山、大垣、....


って何のことかわかりますか?


都市の名前じゃんて

確かにそうですね。


お城のある町です


まだまだ書くときりがないんですが



日本には、城下町として栄えてきてる町が多数あります。


もともとお城ができてそこを中心に町が栄えてきたところが多い


ですから、そこは駅があったり、地域の中心地だったりします



逆に、戦後の宅地開発で開かれ
市町村が合併して今大きな都市となってる郊外のベットタウンには
このようなお城などは、存在しないのです。



日本のお城は、一つ一つ個性があるものの

どれも君主の身を守るために作られたもの

敵の侵略を防ぎ、攻め込まれず、逆に攻めやすく作られているのですよ。


周囲を囲むお堀、まず水で侵略者を阻む

橋を通れなくしておけば、なかなかは入れませんね



このお堀が、美しい公園のようにお城を現代も引き立ててるところは少なくありません。

また、周囲の宅地化により、一部がなくなってるもの

公共施設などの用地と化してるもの

水のない空堀として、存在し、人の行き交う場になってるのも

鉄道用地として電車が走ったりしてるところもあります。



次に、城郭の石垣

それぞれ、大量の石を運び、高い石垣で囲まれています


これももちろん侵略防止とともに

威厳を高めること、眺めを良くし、敵を見張れること


その石は、船を使って対岸や遠くの町から運ばれたのもあります。



積み方の技術、デザイン、個性、今でもいろんなことが学べますね



そしていきなりですが、天守閣

この形、デザインの美しさはそれぞれですね。


姫路の白鷺城などは、最高だと思います。



名古屋の金のしゃちほこなど、

ユニークなキャラクターがシンボルっていうものも

名古屋の人は、遊び心があったんだなー


お城は、戦後建て替えられた鉄筋コンクリート造でエレベーター付きのも多いですが


建てた当時そのままの、木造のが素敵ですね


その代表格は、なんといっても松本城でしょう。


外か眺めるだけでなく、ぜひ中に入ってみてください


はしごといっていいような狭い急な木造の階段

しゃがんでくぐり抜けないと通れないような...

昔の日本人は体格が小さかったのでしょうね


侵略防止のためにわざとそうしてたのかも


子供のような冒険心が、芽生えてきます


ぜひ、チャレンジしてみましょう


他に建立当時のままの城は、愛知県にある犬山城


海外からこられる方にとって、

愛知県は、まずなじみのない、あまりいかないところでしょうが

犬山市には、ほかに明治村や鵜飼いなどいろいろ日本の文化がありますよ


観光ツアーには、お城はそんなに珍しいものでは、

ありませんが、

エレベーターであがる鉄筋コンクリートのお城見ても

あまり、日本の文化に触れてるとはいえません

ぜひ、建立当時の本物のお城を見てくださいね。

2008年6月28日土曜日

美術館めぐり

美術館、この言葉に西洋の響きを感じるのは私だけだろうか?

日本に美術館という言葉なじまないような気がする


文明開化以降の海外の文化を取り入れたものというイメージが...



おそらく明治以前、日本に美術館といえるものはなかっただろう



美術館の展示品として思いつくものは絵である


油絵、パステル画....うん、やっぱり西洋の響き


ちょっとまてよ


水墨画、版画、日本画、

うん、日本のものもあるぞ



そういえば、富山に水墨画美術館というのがあるらしい


うん、町田には、版画美術館もあるぞ、

こちらは海外の版画も多数展示してある

必ずしも版画が日本の東海道53次のイメージでもないらしい



さらに言うなら、美術館は絵ばかりではない


彫刻、ガラス細工、工芸品、出してるときりがないぞ


軽井沢の絵本の森美術館

図書館なのかm、美術館なのかわかりやしない


各地めぐってて美しいガラス工芸品の美術館は感動的だな

美術館によって、いや実にさまざまなものを展示している




自分の興味関心をそそるようないろんな展示品ありそうだ



東京の相田みつを美術館は、極めつけ

絵じゃなく文字の美術館だ

「書」の美術館だともいえよう

相田みつをさんは、書家であったわけだから


でも、私はその書体の芸術もさることながら

その文字の内容がすばらしい


人生に感動と方向性を与えてくれる


「詩」の美術館だとも言えよう


詩人だとも言われてたから、そういえないこともない


そこには、教訓や教えがある

でもお説教を食らうような耳に痛い感はない



感動し、さわやか...そこがすごい



一度出向いただけでいくつかの言葉が残っているよ



さらに、美術館は建築物としてもすごい

滋賀県にあるMIHO MUSEUM 

ここは、驚くような偉大な建築物

ゲートを入ってから、

ゴンドラに乗って一山向こうの本館まで

トンネルを抜け、橋をわたり、さくら並木をくぐりぬけ...


よくこんな山の斜面にこんなすごい建築物作ったもの



まだまだあるけど、日本でいろんな美術館体験してみたい

2008年6月27日金曜日

山、海と起伏にとんだ日本の国土

この変化にとんだ国土は、

美しい自然と魅力的な地形を作り出しています。


そして人々の生活、文化もそれぞれの地形を生かして行われています


雨が多く、水の多い国土

山は険しく、狭い国土

山は、海辺まで迫り

落差が大きく

急な川の流れができ、

さまざまな川の情景が生まれています


その中で、観光地として注目のスポットは滝

日本は狭いながらも多数の滝があります


著名なところでは、

華厳の滝

落差では、

和歌山県の那智の滝

伝説では、岐阜県の養老の滝など


さまざまな姿かたちがあります。


木々に囲まれ豊かな自然の中にふと現れます


また、急な落差とは逆に 


白糸の滝など

幅広く、無数の滝が並ぶ光景も絶賛です


ほかには、鍾乳洞の洞窟内にある地底の滝

神秘的で幻想的な感じがします



滝にまつわる文化としては、

日本では滝は観光地です


例によってお土産やさんが立ち並び

おおぜいの人が訪れます


滝の水によって発生するマイナスイオン

周りの森の木々による森林浴

滝は、癒し、ヒーリング効果があります


滝の水の落ちる音は、1/f揺らぎとも言われており

滝の音を録音したCDも発売されています。



修行に使われるのが、落ちてくる滝の水に入り

体に水を打たせ、ひたすら無の境地に入る


危険もありますのでなかなか一般の人にできることではありませんが

確かに修行としては効果ありそうですね。



そして、写真家がさまざまな表情の風景をとるのも滝が多いです


季節によりサルなどのいろんな動物にも出会え

雪が降ったり、木々の色が変わったりと

写真にとってもたいへん魅力的な題材です


ぜひ、滝に足を運んでみてください。

2008年6月26日木曜日

お寺めぐり

日本の文化、観光のひとつは、お寺めぐり

ふだん、宗教はあまり信じない日本人

仏さまも神様も一緒に祭り、

クリスマスには、にわかキリスト教徒に変身してしまう日本人


お寺は、住宅地の中にも都市にも山にも観光地にも

はては、人のいけないような無人島にもあります


観光地で有名なところといえば、あげるときりがありませんが、


まず、ここははずぜないというのが、京都

京都の町の風情とともに、建築物としてお寺は重要な観光資源

大きな舞台で名高い 清水寺

全面に金箔の施された、美術工芸品ともいえるほど美しい建物の金閣寺


奈良では、五重の塔でおなじみ 法隆寺

1300年以上も前に、こんな高層建築が木造で建てられ、

建て替えられることもなくいままで耐えてきてるのはすごいですね。

鉄でできた世界各国のタワーだって100年経っていないですよね


さらに大仏で有名な東大寺

大仏は鎌倉とか各地にありますが


北陸地区では、修行の地として知られてる有名なお寺があったり


長崎では、寺町にずらっとお寺が並んでたり


もうひとつ日本では、お寺は集会所としての役目があるんですよ

法事と言って何年も前になくなった先祖をしのんで親族で集まったり

学生のクラブの合宿活動の場としても使われています。


また、無の境地にいたる精神修養の場でもあります。

有名なのは、四国88箇所めぐり

四国にあるお寺を一つ一つ訪ねてまわるのです。


そのときには、お遍路さんっていう独特の服装で行きます。


姿から入って心を磨こうって訳ですね。


ぜひ、日本で観光の際には、お寺を訪ねてみてください。

2008年6月25日水曜日

夏、花火大会

梅雨の晴れ間ですね。

もうすぐ梅雨明けかな

梅雨が明けると暑い夏の盛りがやってきます


7月20日からは、学校は夏休み

海へ山へと子供たちが繰り出していくのです

でも、働く人大人は休みじゃないんです。


日本では、会社勤めの人の休みは、8月15日のお盆前後の4,5日


夏の大型バカンスの習慣がないのですね

それだけ働き者ということでしょうか。

ついつい仕事に明け暮れる日々、

心のリラックスも必要ですね


食べ物では、スイカ、カキ氷といったあっさり系

でも、スタミナ回復のために鰻も欠かせません


うちわをもって外で夕涼み

怪談話でひんやりしたものを感じたり

庭に打ち水したり






日本の夏は、結構暑いです。

それも湿度が高い

でも、日本の夏ならではの風物詩がいろいろあります。


夏には、各地で花火大会が開かれます


全国に有名な花火大会もいろいろ

私は、旧年に引き続きことしも広島の花火に行きます

今年は、7月26日の夜ですよ。


場所は、海辺です。


対岸からも見ることができ、海にきらめいてきれいですよ

各地でこった仕掛けの花火もいろいろあり、すばらしいです


都市部では、海辺か河川敷が多いです


民家の密集したなかでは、危険ですからね

ぜひ、花火にお出かけになってみてください

2008年6月24日火曜日

日本の風物詩、ホタル狩り

暗闇に舞う光の祭典

田んぼのほとりの
野原の中に


星屑のような無数の光が飛び交い
吹雪のように舞う

その光は、やわらかく、ほのかで 淡い


何のことか、わかりますか?

ほたる(蛍)なんです


最近では、街中ではまず見かけることがない

いや、田舎でもほとんど目にしないかも

それほどホタルは少なくなってしまったのかも



ホタル狩りってご存知ですか?



一見するとホタルを 捕獲しにいくように思えるこの言葉

しかし、日本語のホタル狩りは、けっしてホタルを捕まえない



とびかう光を眺め、楽しむのです


ところで、ほたるって何なの?という方のために


虫です、昆虫

そのオスのお尻の部分が光ります

白い淡い光

きらきら輝くことはなく、青白い、黄色というかちょっと緑がかった光

メスは光りません


オスが光るのは、求愛活動

メスを求めて光り、飛び交うのですね

ほたるにとって

夏は恋の季節なんです



ちなみにこのほたるの光
触っても熱くありません

熱を出さない発光なのですね


小さいころ、光るものは熱いって思い込んでた子供たちには

ほたるのお尻に触るとやけどするよって思ってました

でも、考えてみたら熱いわけない

ほたる自体が焼け死んでしまうよ


メスが近づいたら焼き殺されたなんていうと

しゃれにもなりませんから

いくら熱い恋の炎が燃えていたって
ほたるのお尻は冷たいままなのです


そして、ほたるの光は、

ついたり、消えたり点滅します

なんと生き物が、電子機器のように定期的に

光ったり、消えたりするのはすごい!

でも、メスはどんな光り方のオスを素敵だと思うんだろう

より、明るく情熱的に光り輝くオスがモテるのかな?


オスの方も素敵なメスがいるときには、よりいっそうがんばって輝くのかな?



ところでホタル狩りの観光名所ってあるのでしょうか?

実はあります


都市の近くにもあります、

例えば名古屋という大都会の近くにも各務原というところにあります


ただ、あまり知られておりません

観光名所といっても、何もないただ真っ暗なところですから

観光バスが列をなしてくる大きな駐車場があったり
お土産屋さんがあったり、
屋台が出てたりするわけではありません

けっして「ホタル饅頭」なんてお土産売ってたりしません


単なる田んぼの中や野原、小川のほとりだったりです


そんな穴場を見つけ、浴衣姿でこっそり出かけてみる
こんな日本の原風景、いかがですか?

2008年6月23日月曜日

花見と観光名所

日本の春は、桜です。

4月、新学期、入学、進学、そして就職....

そんな季節に咲くのが、桜の花


新たなスタートを切る

その思い出は、桜です

開花時期は、地域により異なります。

3月に咲く、沖縄、九州

4月に咲く本州の3大都市圏、大阪、名古屋、東京

5月に咲く、東北や北海道


また、平野部に比べ、山の方は開花があとです


日本の春の風物詩が、お花見!

桜の花のもと

外で、みんなで集まって飲んだり、食べたり



昼は、心地よい気分のピクニック気分

夜は、ライトアップの元、飲めや、歌えの宴会


会社行事としての花見もあります

素敵な花の下は、大人気


場所の取り合いです

夜の宴会のために、朝早くから、場所取りしてる新入社員の姿も


花を見るより、飲むほう、食べるほうが目的だったりします


花よりだんご

こんなことわざが、あります


桜の花は、開花時期も短く

はかなくすぐ散ってしまいます


このはかなさが、日本人の心を打ちます

雨が降ったり、風が吹くとあっという間に散ってしまいます


咲いてる花もいいのですが、このひらひら舞い落ちる桜の花びら

散る姿もすてきで、風情があるのです。


桜の花のベストタイミングを見計らって花見するのもたいへん

早すぎるとつぼみばかりで咲いてない

遅いとすでに散ったあとのなんともみすぼらしい中での花見です


そのため、TV、新聞などで毎日「開花情報」が報道されます
各地の花見名所の情報が、あるのです


花見名所は各地にあります。

公園だったり、山だったり、川だったり、また施設だったりまちまちですが
各地にあります

桜の季節には、そこは一大観光スポットです

多くの人があつまり、場所によっては屋台も出てお祭り気分

また、桜の季節だけ、立ち入りが許され、見るだけの通り抜けも開催されます


日本と桜、切り離すことはできません

2008年6月22日日曜日

梅雨の季節 花菖蒲 観光

日本では、いま梅雨に入りました。

梅雨とは、しとしと雨の降り続く季節です。


春と夏の境目と言ってもいいのかもしれません。

およそ、1月の間、雨が続きます。

あまり、激しい雨ではなく、しとしとした雨が長く続きます。


問題は、湿気が多いこと

もともと日本は、雨の多い国ですから、高温多湿なんです

ですから、この季節には、家にカビが生えたり、物が腐ったりしやすいのです

健康を害したり、食中毒になることもあります。


長い雨で子供たちは、外に遊びに行けず、ストレスがたまります。

お母さんたちは、洗濯物が乾かずたまりがちです。

ふとんも干せません。

ずっと家にいると気分も落ち込んでくるんですね。


でも、この梅雨、日本にとっては欠かせないものでもあります。

それは、稲作


日本の食生活の中心は何と言っても米


その米つくりには、水が必要

ちょうど田植えしたばかりの田んぼに

恵みの雨をもたらすのが、この梅雨なんです

日本の米食文化を支えてきてるのが、

この梅雨と言っても過言ではないでしょう


そしてこの梅雨が明けると、暑い夏

夏休みにはいります



ちょっとその前に、この梅雨の季節に観光はないのでしょうか


あります。

花菖蒲です

各地にある菖蒲園では、さまざまな美しい花を咲かせています。


水辺に咲く花は、この梅雨なしには成り立ちません。


なかなか目を向けられることのない梅雨の季節の観光ですが

ぜひ楽しんでみてくださいね